「見るだけで会話ができる!」という
「サクッとわかるビジネス教養」シリーズの一冊。
ざっくりどんな本?
Amazonの紹介文によると・・・
欧米では必須の教養であり、
ビジネスツールとして度々用いられる「ワイン」
本書では、古今東西!ワインがもたらす経済効果を多角的に解明。
豊富なイラストで、見るだけで楽しい、まったく新しいワインにまつわるビジネス書。
一言で言ってしまえば
「うっっっっすーいワイン豆知識の紹介本」というところ。
ここの薄いは本にかかる修飾語である。ワインが薄いのではない。
なお本についても物理的に薄いのではない。中身が、である。
(さして分厚い本でもないが)
ワインの経済学と銘打っているだけあって
価格の決まり方とか
ワイン関連のビジネスはこんな感じのものがあるとか
お金にまつわる話が多いが
歴史だったりワイン産地についても軽く触れている。
内容はうっっっすーい
いやしかしそれぞれのページで紹介される内容は
表層的というか、薄い。
どれくらい薄いかというと
この本を読み終えて、手に持った状態で
次に何を読もうかと家に積んである本のタイトルを眺めていたところ
あるのだ。
今まさに手に持ってるこの本と同じ本が。
いや、まあ同じ本買ったこと忘れてもう一回買うくらい
あるあるだ。と思う。そうに違いない。
さてそのもう一冊を引っ張り出してみると
なんと半分くらいのところにしおりが挟んである。
ということは、である。
買ったことだけではなく、半分読んだ内容含めて
つるっとまるっと忘れてしまうくらいの内容だということだ。
まあ、忘れる忘れないは人によるとして。
2回目に買って(少なくとも半分くらいまでは2回目に)
読んでいる間も、特に既視感は覚えなかった。
というのも、ワインについて少し詳しかったり
多少なりとも調べたりしたことがある人なら一度は
聞いたことがあるような話がうっすいエピソードトーク的に
並べられている本なのだ。
「この本として」読んだ記憶はなくとも
内容としては既視感しかないからである。
総評として
当然エジプトでワインが飲まれていた話はある。
クレオパトラがワイン好きだった話も出てくる。
フィロキセラが云々で新大陸が云々という話も当然出てきて
パリスの審判も出てくる。
これらを「え、なにそれ」と思う人なら読む価値はあるだろう。
なにせそれらひとつひとつのトピックにつき長めのツイート程度の
コメントが添えられている程度ですいすい読み進められるのだ。
しかしなにも残らない。
高いワインと安いワインがそれぞれなんで高くて
なんで安いかのような話も出てくるが、この本で
触れられている範囲では
「へーそんなもんなのか??」という感想しか出ないし
説明もペラペラである。
この本をきっかけに気になった部分を掘り下げて
調べたり別の本を読んだりするにはいいかもしれない。
そんなことをする人が本当にいるかは疑わしいところだが。
まぁ、ほんとに薄くてサラッと読めるので
ちょっとした移動時間に読むならあり、か?

